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事業者のお客さま

株式会社 ヨシモト印刷社
~フレキシブルな発想で新たな商品開発に挑み続ける~

グラビア印刷方式に対抗する環境に優しく高い省エネルギー効果や品質を実現する水性フレキソ印刷方式普及への取組み 


〈平成23年11月経営革新計画承認〉

会社概要

株式会社 ヨシモト印刷社
本社社屋

 当社は、昭和27年に創業し、当時は主にお茶商品の包装材等のオフセット印刷*1を手掛けていました。昭和48年に、のれんや上り旗といった広告宣伝用の生地等に、カラー写真印刷ができるオフセット転写捺染(てんしゃなせん)方式*2を開発し、高い評価を得て業容を拡大することができました。昭和58年にはフレキソ印刷機*3を導入し、現在では水性インキ*4を使ったフレキソ印刷が、当社の主力業務となっています。
*1 *3 *4…コラム参照
*2…あらかじめ図柄を印刷した転写紙を生地に重ねて、圧力と熱を加えて生地に図柄を転写させる方法。転写紙への印刷はオフセット印刷で行う。

会社方針 ~ 新たな開発に取り組み続ける ~

グローバル展開の
拠点を担うタイ工場

 水性フレキソ印刷は、近年、VOC(揮発性有機化合物)の排出がないため環境に優しく、省エネ性も高いこと等から注目が集まっており、日本での普及率も高まりつつあります。しかし、当社がフレキソ印刷を導入した当時、国内の普及率は低く、現在と同様にグラビア印刷*5が主流でした。そのような状況でも導入に踏み切ったのは、先代の社長(故 吉本まゆみ会長)が当社の次の一手と考えてのことでした。商売として成り立つまで10年ほどかかりましたが、この間に得た経験や培った印刷・製版の技術等が、今では当社の強みとなっています。
 現在においても次の展開を見据え、新たな開発に取り組み続けることを心掛けています。開発には長いもので5年ほどの歳月を費やす場合もありますが、新たな技術が生まれることで、従業員のモチベーションの向上につながっています。また、平成17年に、グローバリゼーション(国際化)に対応すべく、タイに水性フレキソ印刷の専門工場を建設し、最近では通常の印刷業務と共に開発にも取り組むようになりました。当社では、国内外を問わず新たな開発に取り組む企業風土が根付いています。
*5…コラム参照
コラム ≪印刷方法の種類と水性フレキソ印刷の主な特性≫
 欧州では、環境への問題意識が高く、有害な化学物質について規制が厳しいこともあり、以前から水性フレキソ印刷の普及が進んでいます。一方日本では、正確で緻密、美麗な印刷が好まれることから、グラビア印刷等が主に普及してきました。しかし、近年では高精細なフレキソ印刷が可能となり、また、国内でも環境への配慮や食品への安全性を求めるニーズの高まりを受け、食品や子供に係る商品への印刷を中心に、普及率が徐々に上がっています。
【オフセット印刷】インキを版から、いったんブランケットという媒介物に転写(off)。次に媒介物から印刷用紙等の被印刷体に印刷(set)する。
【フレキソ印刷】 凸版(トッパン)印刷の一種で、版の出っ張った部分にインキを付着させて、直接、被印刷体に印刷する(印鑑やハンコのイメージ)。版にはゴム等弾力のある材質を使用。紙・プラスチックフィルムのパッケージの印刷に使用。
【グラビア印刷】 凹版(オウハン)印刷の一種で、版のくぼみの部分にインキを詰めて、直接被印刷体に印刷する。美術書や写真集といった高精細な印刷物に多用される

【フレキソ印刷の主な特性】●あらゆる印刷基材に対応(凸凹のある素材、伸縮する素材等)
●インキの塗布量が少ない
【水性インキの主な特性】●有機溶剤の含有率が低い
●揮発性有機化合物の発生が少ない(残留臭が少ない)
●乾燥等に要するエネルギーが少ない

経営革新計画の申請経緯と内容、及び、助成金制度の活用

 近年、大手飲料メーカー様や大手ファーストフードチェーン様から、ペットボトルのラベルや食品の包装材等に、高品質の水性フレキソ印刷を施せるよう共同開発のオファーがあり、約2年をかけてグラビア印刷にも劣らない高精細な印刷技術を開発しました。開発を進める際、しずおか信用金庫に事業計画の策定等をお手伝いいただき、経営革新計画を申請しました。この事業計画では細かく数値目標を設定しているので、今後の経営管理に活かしていきたいと考えています。
 昨年には、本計画で開発した高品質の水性フレキソ印刷を導入するために、本社工場を拡張し、新たなフレキソ印刷機を設置しました。この設備投資については、静岡市の助成金制度(企業立地促進事業)を利用するため、再度、しずおか信用金庫にお手伝いいただき、助成金の交付を受けることができました。この貴重な資金は、次の事業展開や設備投資のために有効に活用していきたいと考えています。

本社工場のほか、内牧工場でも
フレキソ印刷が行われている

本社工場の拡張に伴い導入された
最新鋭の水性フレキソ印刷機

今後の展開

~厳格な品質管理のもと、あらゆる印刷基材に対応し多様なご要望にお応えします~
 フレキソ印刷の市場は、今後拡大していくことが期待されています。グラビア印刷等からの入れ替えも見込まれますが、それだけでは業界全体が成長しません。これからもフレキソ印刷だからこそできる技術を開発し続け、ユーザーに提供する付加価値を上げていくことを重視していきます。また、最近では業務提携といったお話も多くいただいております。業容拡大のチャンスとも捉えられますが、今一度、当社のスタンスを明確にし、市場での役割を考えていきたいと思っています。

☆当金庫のサポートを受けた感想《取締役経理部長 談》☆

 経営革新計画や助成金を申請する時は、会社として新たなことに取り組んでいる時期でもあり、それに伴う事務処理等が従来の業務に上乗せされ、会社全体の負担が大きくなっています。そこに申請のために時間と労力をかけることは、人手に限りのある中で難しく、今までは助成金等の存在を知っていても、申請することができませんでした。しかし、今回、しずおか信用金庫が手伝ってくれたおかげで、経営革新計画や助成金を申請することができました。

掲載内容については、下記のPDFでもご覧いただけます。


Company Data

会社名        株式会社 ヨシモト印刷社
代表者        吉本 孝志
所在地        〒421-2114
           静岡市葵区安倍口新田393
創業           昭和27年(1952年)8月
会社設立       昭和53年(1978年)1月
主な事業内容     フレキソ印刷
お問合せ先        TEL 054-296-2111  FAX 054-296-2117
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