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しずしんギャラリー ゆめ空間

石田 浩 能面展

能面作家の石田 浩さんに、企画展開催にあたりお話をうかがいました。


開催にあたって

 明けましておめでとうございます。
この度『石田浩能面展』を開催させていただく事となり、まことにありがとうございます。
 61歳から始めた面打ちですが早7年になります。
まだまだ未熟で課題ばかりですが、ご覧いただき厳しいご意見を頂けると励みになると思います。
よろしくお願いいたします。

制作活動への思い

 能面は能舞台で能楽師が、その役柄になりきる為に顔に掛けて使用する道具です。
その為に、能舞台で使用していただけるような面を作る事を目指しています。
インテリアが目的ではありません。ここに大変な難しさがあります。
 プロの能楽師の先生方数人が、能舞台で使えるか?使いたくなるような面か?という事を審査基準として厳しい目で審査して下さる『大阪島熊山 全国能面フェスティバル』というコンテストがあります。私は2年前にこれに出品しました。審査基準が非常に厳しい為、入賞は無理だと思っていました。ところが運良く『優秀新人賞』という大変名誉ある賞を頂く事ができました。
 現在、『浩玄能面研究会』という面打ちの会を主宰し、能楽師の先生方より指摘された点に気を配りながら、自分自身の制作活動と後進の指導に励んでいます。
 これからも能楽師の先生方に選んで頂けるような作品を作って行きたい、と強く思いながら進んで行きます。

能面の魅力は何ですか?

 「能面のように無表情だ」という言葉があります。一見無表情のようでありながら実は能面ほど、動かし方次第で喜びも悲しみも複雑に変化する仮面は、世界にも類を見ない芸術的価値の高いものだと言われています。木彫りで作られており動く事はないはずなのに、表情が変わりまるで動いているかのように見えるという事は本当に不思議です。
 また、能は幽玄とわびさびの世界です。その為、能面はただ綺麗に出来ているのではありません。
舞台での役柄にぴったり合うよう、多彩な彩色技法、汚しやキズ付け、時代色と味付けを施してあります。 さらに面裏にも様々な工夫があります。軽い、きつく圧迫しない、よく見える、呼吸が楽で声が表にとおる、汗処理等、よく工夫されています。
 今の私の技量で、以上のような作品を作る事は、大変難しいと思います。しかし難しいがゆえに、能面は挑戦し甲斐ある大変魅力ある芸術だと思います。

その他(趣味等、芸術活動以外に取組んでいることなど)

 釣り、将棋、囲碁、マージャン、工作、陶芸、和太鼓、カラオケ、ジョギング、ゴルフなど色々な事をやってきましたが、面打ちと出会ってから時間がなく、やめた事が多いです。
ウォーキング、ゴルフ、カラオケ、パソコン(インターネットの勉強)等を少しだけ楽しんでいます。