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しずしんギャラリー ゆめ空間

須藤萌子絵画展「涙の標本箱」

画家の須藤萌子さんに、企画展開催にあたりお話をうかがいました。


開催にあたって

学生生活と、制作生活をすごした静岡市で個展ができることを嬉しく思います。
油彩画と銅版画の展示です。

今回の展覧会のタイトルですが、採集した鉱物や昆虫を入れた箱に、年月や名前を表記したラベルを貼るという行為が、ギャラリーという箱に作品を展示し、題名や挨拶文をつける行為に似ていると考えたところ、今回の展示タイトル「涙の標本箱」がうまれました。
涙は標本にできるはずはないのですが、眼に見えないもの、または見えにくいものが、制作過程を経て「形」になる(してみせる)という意味を「涙」に込めました。
会期中たくさんの方に、ご覧いただければ幸いです。
展示の機会を下さいましたしずおか信用金庫さまへ御礼申し上げます。ならびに、制作を続ける中で出会ったすべての方へ感謝いたします。

制作活動への思い

「いままで何かを表現する人はたくさんいたし、またこれからも現れ続けるだろう。」
そういうことを考えている時、制作の手は大抵止まっているので、考えることは止めないようにして、静岡で制作を続けていきたいです。

油彩画・銅版画の魅力は何ですか?

油彩画は、高校生の時に触れたのが最初で、画布の匂いや、絵の具の光沢と感触が今でも好きです。チューブから押しだされ照っているそれをペインティングナイフや筆で触る時、にやにやしてしまいます。
銅版画はプレスしている瞬間は、誰も紙と版の間には立ち入ることができない、冷たくて密接な感じが好きです。紙がまだ湿っているうちにそっと指で触れ、刷り上がりをめくる瞬間は、にやにやしてしまいます。にやにやしているばかりで、なんだか怪しいですが。
完成に「にやにや」できる瞬間に出会えるようにしなくてはなりません。
プロフィール

須藤 萌子(すどう ほうこ)
2006年 静岡大学院教育学研究科造形制作論 修了
2008年 個展「離れゆく線と」ギャラリー風蘭 浜松
2009年 「105人の時間展」グランシップ 静岡
2011年 「森の展覧会」ギャラリー容 東京
2011年 個展「涙の装置・祈りへの距離」
                  スノドXSギャラリー 静岡
2012年 個展「祈りの行方・庭の記憶」
                  ギャラリー・PSAYS 静岡