グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ふるさとトピックス

Step By Step vol.14

みんなが幸せな世界の実現へ

『日頃がんばっている自分をいたわりませんか』


 「ナチュラル・べジライフ・アドバイザー」という名のもと、ビーガン料理教室講師やヨガインストラクターとして、ワークショップやイベントを定期的に開催している津村さん。「ビーガン食」とは穀物菜料理のひとつで、動物性食品(肉・魚・卵)、乳製品、添加物、化学調味料、白砂糖を一切使わない食事法のこと。地球にやさしいこの食事法を通して、誰もが純粋に笑っていられる暮らしの提供を目指し活動している津村さんの日常に迫ります。

【On Time】 心と体にやさしい暮らしを目指す

ビーガン食に興味を持ったきっかけを教えてください

 ビーガン食に切り替えたのは10年程前です。それまでは特にこだわりを持って食生活を送っていたわけではありませんでした。当時は気持ちの浮き沈みが多く、主人とぶつかることもよくありました。その様子に気付いた知人から“動物性食品の摂取を減らしてみるといい”とアドバイスされ、動物性食品を控えるようになったことからビーガン食に興味を持ち始めました。お肉を食べないと力が出ないと思いがちですが、実際はその逆でした。身体がスッキリと軽くなり、以前よりもパワフルに動けるようになったのです。同時に気持ちに余裕が生まれたおかげか、主人との衝突もなくなりました。

どのようにビーガン食へと切り替えていきましたか?

 いきなり極端に減らすのではなく、週5日の頻度で食べていたお肉を週4日に減らすとか、牛乳を豆乳に変えるなど、無理のない程度から始める、ココがポイントだと思います。

ビーガン食を始めたいと思ったらどう一歩を踏み出したらよいですか?

 「ビーガン」と聞いても馴染みのない人も多いと思います。その時に「ビーガン」というキーワードを調べてみてください。例えば、ビーガン料理教室が開催される、自宅で手軽に取り組める料理法など、調べてみるといろいろな情報が得られます。試してみて、興味が持てれば続けられると思います。 “百聞は一見に如かず”と言いますが、本当にその通りだと思っています。

ビーガン食の魅力は何ですか?

 余分なものを入れず、素材そのもののエネルギーを大切にいただくビーガン食は、現代人に不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維などを豊富に摂取できます。一方で、過剰傾向にあるカロリーの摂取は控えられるため、非常に健康的な食事法といえます。
 また、私はビーガン食に変えてから、気持ちの乱れが少なくなりました。心身ともに好影響をもたらしてくれた点も魅力の1つです。

仕事を通して大切にしていることは何ですか?

 私は「食べたもので人間は成る」をモットーにしています。
私に穀物菜料理を教えてくれた恩師の“家族はみな同じ釜の飯を食べるべき。そうでないと、バラバラになってしまうから”という言葉をいつも心に留めています。
 人間の生活の中心は「食」であり、家族の中心は「食事」です。だって、美味しい食事を作って待っていれば、それを楽しみにみんな帰ってくるでしょう?
 今日何気なく口にしたものが、今の自分、明日、さらに数年後、数十年後の自分の身体を作るのですから、丁寧な食生活が大切だと思っています。

【Off Time】 とことん自分自身と向き合う

悩みが出た時はどのように解決していますか?

 私は誰かに相談することはほとんどありません。何か問題が起きて、壁にぶつかった時は自分を見つめ直す良い機会だと考えています。仮に他人に意見を求めたとしても、あくまでもそれは他人の意見であって、外側の意見です。私は悩んでいてもすでに答えは自分の心の中にあると思っています。
 過去の事をいくら考えても戻ることはできません。そして、多くの人はこの先、未来の事を心配しがちですが、大切なのは「今」の気持ちだと思います。私は「今」の気持ちをないがしろにしないように、また「直感」を大事にして、答えを出すようにしています。

気分転換の方法を教えてください

 私の中で「気分」とは自分の思考が作り出すイリュージョンのようなものだと思っています。なので、困難に直面した時と同じで、気分転換をしなければならないような状況に陥った時は、自分の内側を見つめる絶好の機会だと思っています。怒りや悲しみといった気持ちは他人のせいでもたらされる感情だと思ってしまいがちですが、本当はすべて自分が相手の言葉や行動に反応して作り出しているものではないでしょうか。
ネガティブな気持ちになった時こそ自分自身を見つめる!
 見つめる方法として、ヨガや瞑想、呼吸法、食事や読書が私にとってはとても役に立ちます。

My First Step ~私に人生の新たな一歩を与えてくれた人~

 主人です。
 主人との出会いが私の人生を大きく変えました。私はもともとOLで、バリバリ働くキャリアウーマンに憧れていましたが、就職して何年か経ち、初めて私の転勤が決まった時に、主人の存在の大きさに気付かされました。当時お付き合いをしていた主人に支えられており、遠く離れることが考えられなかったのです。
 自然が大好きな主人の提案で、結婚後は南伊豆に生活の拠点を移しました。この時から自分たちで野菜を作り、徐々に食事法を変えていき、今の生活スタイルが出来上がっていきました。主人と出会っていなければ、今の私はなかったと思います。この先も二人三脚で人生を歩んでいきたいです。

プロフィール

津村 紀名 (つむら のりな)

静岡県静岡市生まれ。
南伊豆で永続可能な暮らしを目指し、ワークショップやイベントを開いている。
現在は月に1度、ビーガン料理や無農薬野菜、リラクゼーション等を提供する朝市『Yam Yam Yam/Vegan Market』を静岡市内で開催中。
「生きとし生きるもの、すべてが幸せな世界の実現」を目標に永続可能な生き方を模索中。

今回の取材スポット

夜明け前

美味しいブリトーとタコスを提供するメキシコ料理のお店です
(ビーガン対応有り)
〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠3丁目11−1
TEL.054- 266-5896
OPEN. 11:30~14:00 / 17:30~23:30
Mon-Thu (L.O.22:00)
Fri-Sat (L.O.22:30)
CLOSE : Sunday