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ふるさとトピックス

Step By Step vol.16

とにかく自分から行動する

『Ability to take action!』


 プロのカメラマンとしてお仕事をしている生駒さん。現在に至るまで様々な仕事を経験し、仕事を通して出会った人とのつながりが、生駒さんを成長させ、さらに活躍の場を広げていったという。「その時に何がしたいか」に常にこだわり、「思い立ったら即行動」をモットーに全力で仕事に向き合う生駒さんの日常に迫ります。

【On Time】まずは行動してみる!

現在に至るまでにどんなお仕事をされてきましたか

 静岡の高校を卒業後、古着が好きで古着屋さんで働いていました。将来の夢も特になく、「このままでいいのかな」と思っていた時に、求人情報誌で見つけたテレビ局に惹きつけられ、1年間勤めました。その後、東京のテレビ局に移り約12年間テレビの仕事に携わりました。当時は美術を担当し、ドラマの時代設定に合わせ加工を施す作業をしていました。その後、役者さんが演技をするために必要な、すべての小物を用意する小道具を担当するようになりました。

もともと物を作ることが得意でしたか

 いわゆる5教科より美術の成績は良かったです。物作りも好きでしたが、飛び抜けた才能があったわけでもなかったと思います。

まだこの時点では今の仕事につながる「カメラ」は出てきていないですね

 実家が自営業を営んでいて、両親も還暦を過ぎ、仕事も少しずつ縮小していく流れになったため、36歳の時に静岡に戻ってきました。しかし、今まで自分がやってきた仕事を活かせる職場はほとんどありませんでした。
 2年ほど経った頃、静岡に本社を構えるケーキ屋さんの装飾やメニューの撮影などをすることになり、この時に仕事で「カメラ」を使うようになりました。各地の店舗の装飾、撮影をするために全国を飛び回り、忙しい日々を過ごしていました。

カメラの技術はどのように習得したのですか

 カメラの基本について誰かに教わることはほとんどなく、本当にゼロからのスタートでした。光の入れ方、どのような角度で撮ったら美味しそうに見えるかなど、とにかく撮って、確認しての繰り返しで、試行錯誤しながらやりました。
 ただ私が犬を飼っていて、ずっと愛犬の写真を撮っていたので、カメラは昔から好きでした。結果的に好きなことが仕事につながったので、「やってみせる!」という気持ちが強く、続けてこられたのだと思います。
 ケーキ屋での装飾、カメラマンを経て、静岡の女子・OLのための情報誌を発行する会社でカメラマンやライターの仕事をしました。しいて言えば、カメラの技術は、この時に出会った先輩カメラマンに教えていただき、後は現場で撮影の技を見て、真似したいところは盗み、吸収して自分のものにしていきました。

独立してから1番大変だったことは

 様々な職場、仕事を経験し、独立して6年になります。
 最初はプロのカメラマンとしての自分を知ってもらうために、出版社や今まで仕事を通して出会った伝手を頼りに営業活動をしました。この時に挨拶をさせてもらった先に、お礼のハガキを手作りで送っていたところ、相手先から「今までこんなに丁寧なハガキはもらったことがない!」と言ってもらえ、カメラマンとしての私を覚えてもらえるようになりました。このハガキをきっかけに少しずつお客様が増えていきました。他の人がやらないようなことをやったことが功を奏したのかもしれません。

写真を撮る側になって感じることは

 まず、人を客観的に見ることができるようになりました。人は誰しもコンプレックスを持っているものですが、自分が気にしているほど、周りは気にしていません。目を大きく見せる化粧、顔が小さく見えるポーズなど、良く見せるために頑張る女子は多いですが、自然な表情が1番いいです。素のままを写して、残すことに意味があると思っています。

身近にカメラを楽しむ方法を教えてください

 1番大事なことは、撮った写真を通して「何を伝えたいか」ということです。食事に行って出てきた食べ物を撮って美味しそうな雰囲気を伝えたいのであれば食べ物に焦点を当てて撮影をすればいい。1枚の写真の中にお店全体の様子や人も写っているのでは何を伝えたいのかがわかりません。自分がその写真で伝えたいことと、相手が写真を見たときに感じるものにズレが生じてきます。
 上手く撮ろうと思わず、撮った写真を通して、自分は何を伝えたいのかを意識することが大切だと思います。

【Off Time】 パワーの源

気分転換の方法を教えてください

 私は「エレファントカシマシ」というアーティストが昔から大好きです。気持ちを奮い立たせてくれる曲が多く、彼らの歌詞に常にパワーをもらってきました。憧れの人に近づきたくて、アコースティックギターを習い始めて早3年。今では半年に1回行われる発表会にも参加しています。やりたいと思ったことには迷わず挑戦するのは、仕事も趣味も同じです。

日頃から大切にしていることはありますか

 私がこだわっていることの1つは「食」です。2011年に起きた東北の震災をきっかけに「食」について考えるようになりました。自分の口に入る物が、どこで、どんな人が作っているのだろうと思い、実際に作っているところまで足を運ぶこともあります。食べる物で人は心も身体も満たされます。
 そんな私の「オーガニック、無添加の食」のこだわり、これらの大切さを多くの人に知ってもらいたく、食に関するイベントも行っています。イベントを主催するにあたり、カメラマンの仕事を通して出会った人、会社の方々の協力があって実現できています。人との出会いと、繋がりに感謝し、これからも自分の強みである熱意と行動力で活動の場を広げていけたらと思っています。

プロフィール

生駒 歓子(いこま よしこ)
 静岡市出身。「何がしたいか」を常に追求し、頭で悩まず、とにかく行動してきたという生駒さん。
 やってみてダメなら仕方ないが、最初からあきらめることはしてこなかったという。
 くよくよ悩んでいてもしょうがない!自己完結することが多く、ポジティブな性格だという。
 カメラ・音楽・食・愛犬が自身において、元気の素!

今回の取材スポット

DAYBREAK Liquor&Coffee(デイブレイク)

静岡市葵区伝馬町に新しくオープンしたカフェ。
夜も遅い時間までやっているので、一杯飲んだあとに2軒目として足を運んでみては。

〒420-0858 静岡市葵区伝馬町20-12 1階
TEL 054-663-9438
営業時間 14:00~25:00
定休日  月曜日