グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ふるさとトピックス

Step By Step vol.17

パティシエとチーフ、一人二役!

『スタッフ全員で盛り上げていくお店を目指しています』


 静岡と富士にある洋菓子店、「キャトルエピス」のチーフとパティシエを務める藁科さん。
ご主人との結婚を機にお店を始め、今年で15年目を迎える。現在はパティシエとして腕を振るう一方、あっと驚く、参加して楽しい!と思ってもらえるようなイベントの企画・運営もこなす。チーフとして人材育成の難しさを感じながら、スタッフ全員でお店を盛り上げようと日々奮闘する藁科さんの日常に迫ります。

【On Time】経営者とパティシエの二足のわらじ

ケーキ屋は幼い頃からの夢でしたか?

 短大時代にケーキ屋でアルバイトをしていました。製造部門で働いていたので、当時は作ることだけをやっていました。初めは洗い物や紙でケーキの型を切る作業などから入り、先輩方に教わりながらケーキ作りの基本を学びました。
 そのうち、ケーキ作りに魅了され、短大を途中で辞め、そのままアルバイト先のケーキ屋で4年程働きました。

現在のお店のオープンにあたって

 「キャトルエピス」は結婚を機に始めたお店です。パティシエである主人とアルバイト時代に出会い、縁あって結婚をし、お店を始めました。早いもので15年目に突入です。
 お店の名前である「キャトルエピス」とは、フランス語で『いろいろ混ざり合っているスパイス』の名前を示しています。ケーキを売ることだけではなく、器・ディスプレイ・スタッフ、それぞれに喜びや驚き、楽しみのスパイスを入れていきたいという想いを込めて付けました。何年経っても、お店のコンセプトは大事にしていきたいと考えています。

お店作りでこだわっていることはありますか?

 月に1度、ケーキ屋らしからぬイベントを開催したり、外部のイベントに参加をしています。ケーキを作りショーケースに並べてお客様を迎えるカフェスタイルにとらわれず、ケーキを通して楽しいことをしたいという想いがスタッフ一同強く、様々なイベントを企画しています。
 例えば、普段はイートインスペースとなっている所を使い、アーティストを呼んで年に2回程ライブを開催しています。70人程入り、デザートを食べながら楽しんでもらう催しとなっています。
 他にも、「秋物展」という催しを企画しています。フレンチレストランやお寿司屋さん、その他雑貨屋等のお店を集めて、『おいしく たのしく ちょっぴり フランス』をテーマとした、大人が楽しめる空間と時間を提供する企画です。
 様々なイベントを企画し、参加をすることで、お客様により「キャトルエピス」を知ってもらうことができ、イベントで一緒になった他のお店の方々との交流から、次のイベントにつながることもあるため、とても貴重な時間になっています。

お店を運営していく上で大変なことは何ですか?

 イベントの企画は自分たちで1から作り上げていくため、おもしろいですがやはり大変です。考えに行き詰ることもありますが、そんな時はスタッフでアイデアを出し合って形にしています。
 そして私自身、チーフとしての立場とケーキを作るパティシエの立場の両方の役割を担っています。社長である主人とともに経営者としてスタッフを育てていかなければならない一方で、スタッフと一緒にケーキを作っているため、近い距離でつながっています。双方の考えや想いが理解できるため、社長とスタッフとの間を取り持つことが私の役目なのかなと思っています。

スタッフの育成において大切にしていることは?

 一般企業と違って、人材育成マニュアルがあるわけではありません。高校卒業で入社してくるスタッフもいれば、社会人経験のあるスタッフもいます。あらゆる点で経験値が違うため、お菓子のいろはを教えることよりも、それ以外の面での教育方法に難しさを感じています。
 そして何より、会話をすることを大切にしています。「キャトルエピス」には部活があります。例えば「菓子部」や「ギョーザ部」など、プライベートの時間を共通の『好き』を通して、スタッフ同士のコミュニケーションを深めるものとして、部活の時間を楽しんでいます。

これからの目標を教えてください

 まずはスタッフの育成です。
 自分の仕事はこれだと決めつけず、いろいろな仕事をこなせるようにしていけたらと思っています。できる仕事が増えればお互いをカバーし合うことができ、結果お店も安定してくると思います。
 そして今まで以上に「キャトルエピス」らしい、お客さまもスタッフもおもしろい!楽しい!と思えるようなイベントを企画していきたいです。1度きりで終わらせるのではなく、継続していくことが大切だと感じています。

【Off Time】食事からパワーを

気分転換の方法を教えてください

 おいしい物を食べることです!ジャンルを問わず何でも食べます。食事から商品やイベントのアイデアが浮かぶこともあります。やっぱりこれが1番のリフレッシュになります。

日頃から大切にしていることはありますか?

 食事の時間を大切にしたいということです。ただ、仕事が終わる時間も不規則なので、毎日しっかり作って、ゆっくり食べるということは現実的に難しいのですが、できる限り大切にしたいと思っています。

プロフィール

藁科 優子(わらしな ゆうこ)
 静岡市出身。型にはまらないケーキ屋さん「キャトルエピス」のチーフを務める。
 スタッフみんなが楽しく、おもしろいと思えるイベントを企画し、より多くのお客様に
 「キャトルエピス」を知ってもらえるように日々フル回転!
 美味しいものを食べることが1番のリフレッシュ!

今回の取材スポット

quatre epice (キャトルエピス)
静岡市と富士市にお店を構える。
お店にはたくさんの種類のケーキが並ぶ。
季節限定のケーキも多数あるので、随時チェックしたいお店。

静岡市清水区天神2-6-4
TEL 054-371-5020
営業時間 10:30-19:00(LO 18:30)