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ふるさとトピックス

Step By Step
vol.11

頼まれたら、まずはチャレンジ!

『自分の生まれ育った町で、仕事や子育てをする楽しさを感じてみませんか?』


 大学でデザインを学んだ山本さんは、東京の住宅リフォーム会社に3年間務めた後、ご主人と共に生まれ育った静岡市へ戻り、実家のリフォーム会社に入社しました。その後、4人の男の子に恵まれ、仕事の他にも子供の部活、PTA、商店街の事など地域の活動に積極的に参加してきました。仕事で情報誌「ぱんぷきん」を作成したり、プライベートで子供の試合のビデオを編集したりするなど、得意分野を活かして活動を楽しんでいる山本さんの日常に迫ります。

【On Time】 特技を活かし、人生を楽しむ。

情報誌の作成、ビデオの編集に対し、関心を持ったきっかけについて教えてください。

 私の子どもは皆、スポーツをしています。子どもが自分の出場した試合のビデオを見ることは上達につながると思い、できる限り撮影してきましたが、上手にプレーできなかった試合や負けた試合は子供も親もなかなか見ようとしませんでした。ところが、そういう試合の中にもいいところやスーパーゴールなどがたくさんあることに気づき、活躍シーンだけを切り取ったDVDを制作するようになりました。
 仕事で作っているお得意様情報誌「ぱんぷきん」は、子どもの学校のPTAのおたよりや、少年団の募集チラシ、商店街のお祭りのポスターなど、仕事以外で頼まれたことをやっているうちにスキルが身に付き、作るようになりました。

周囲の反応はいかがですか?

 活躍シーンだけを取り出し、音楽付きで編集したDVDは子どものモチベーションアップにつながっています。また他の父兄の方々にも編集したDVDを配ったり、忘年会などで上映したりした時の「すごいね」という感想が私にとって励みになっています。お得意様情報誌「ぱんぷきん」はリフォームの情報のほか、子育てについて書いた「へんしゅうこうき」を掲載しており、「おもしろかったよ」という反応を頂くと、嬉しい気持ちになります。

子育てをする上で、意識していることはありますか?

 3つあります。1つ目は子どもが好きなことを見つけられるように手伝うことです。親が、子どもの欠点には目をつぶって、良いところを見つけて褒めてあげることで、子どもは自信を付け、良いところや得意なことが伸びていくと思っています。
 2つ目は子どもが自分自身のことを好きになるように働きかけることです。どんなときも悲観的にならず、自分を肯定できることで、物事をプラスに捉えられると感じています。
 3つ目は子どもが興味を持ったことは、できるだけ挑戦できるよう、環境を整えることです。習い事に関心を持ったら通わせたり、辞めたいと言ったら辞めさせ、色々試した上でやりたいことを見つけさせるのも1つの方法だと思っています。
 子育ては植物を育てることと似ていると思います。植物は水と光、そして土があれば育ちます。しかし、水は与えすぎると腐ってしまい、与えないと枯れてしまいます。成長するには、水を欲しがったとき、しっかりと水をあげることが必要で、そのためにも観察力が大切だと感じています。

山本さん自身はどのような子どもでしたか?

 幼稚園の頃は絵を描いたり、家でブロックを組み立てたり、室内で遊ぶのが好きな子どもでした。小学校は全国から大勢の先生方が視察に来られるほど、体育の盛んな学校で、今では考えられないような体育漬けの学校生活でした。その頃から活発な子供になっていったと思います。

バスケットボールから何を学びましたか?

 4年生のときに先生から半ば強制的に集められたのがきっかけでミニバスケットボールを始めました。練習が毎朝6時30分から授業開始までと、放課後も夜遅くまである上、先生が大変厳しく、辞めていく人が続出しました。私も辞めたいと思ったことが何度もありましたが、何とか辞めずに最後までやり通し、6年生のときには全国大会で優勝することもできました。苦しかったけれど、とても貴重な体験でした。
 中学の時は顧問の先生が病気で倒れ、キャプテンとして大変なこともたくさんありました。今思えば勝った喜びや、負けた悔しさだけでなく、バスケットボールは私にいろんなことを教えてくれました。

お子さんたちが全員運動をしているのは山本さんの学生時代の経験が影響していますか?

 「スポーツが好きな子になってほしい」というのは、夫と私の教育方針です。運動をしていると、自分の思うような結果を出せないことや我慢すること等、様々な場面に遭遇しますが、仲間と同じ場を共有することは子どもの成長につながると思っています。子どもが少年団やクラブ活動に所属していると、送り迎えや係の仕事など親にとっても大変なことがありますが、そこでの経験や出会いは今の私にとっても、かけがえのないものとなっています。

仕事の魅力を教えてください。

 大学卒業後は、リフォームの分野に興味があったので、住宅メーカーのリフォーム会社に就職しました。当時勤めた会社は企業規模が大きく、仕事は分業制でしたが、今はお客様への提案だけでなく、現場管理も担当しており、一連の作業に携われる点を魅力として感じています。お客様のご要望をよく聞いてお客様と一緒にプランを考え、ご提案をさせていただくほか、お客様が住みながら工事をするので、作業が段取りよく進むように心がけています。お客様のお宅がステキになって喜んでいただけたときが何よりも嬉しいです。

最後に1度は静岡を離れた山本さんが感じる、静岡の魅力は何ですか?

 魅力は気候の暖かさと、人の温かさです。さらに、暮らしながら時折見える富士山と、家の近くにある谷津山は私にとって、静岡を感じられる特別な景色です。私が生まれ育った商店街は今でもお祭りが開催されるなど、地域に根差した温かい街です。近くには田畑などの自然や伝統のある学校もあり、子育てをするにはとてもいいところだと思います。自分が育った場所で、子どもたちを育てられることに喜びを感じています。

【Off Time】 まずは身の回りの整理から。

気分転換の方法を教えてください。

 私は模様替えや家具の配置換え、ガーデニングをすることで気分転換をしています。また、悩んだときは物を片付けたり、捨てたりすることで身の回りをスッキリさせます。そのほかにも、何も考えずに無心で掃除をすると、気持ちを整理でき、必要なものが見えてくるので、自然と余裕も生まれます。

現在もバスケットボールを続けていますか?

 自分自身が選手としてプレイをすることはしていません。現在は週に1回、夫が監督を務めるミニバスチームで小学校低学年の子どもたちの面倒をみています。子どもたちがバスケットボールを好きになるように練習メニューを考えることが楽しみです。

リフレッシュできるお気に入りスポットを教えてください。

 静岡に帰ってきてから20年来通っていた美容室の方が独立して始めた「和心(美容室)」というお店です。秋田県出身の店長さんは私と同年齢で、1カ月に1度、髪を切ってもらいながらおしゃべりすることでリフレッシュしています。

【住所】静岡市葵区北安東5-7-15

◆ ◇ ◆ 輝く女性のお気に入りスポット ◆ ◇ ◆

人生で大切にしていることはなんですか?

 「頼まれたら断らないで、まずはチャレンジ」。これが私のモットーです。初めてのことをする時、不安や面倒に感じてしまうこともありますが、そこでの経験が自分のスキルアップにつながっていると思います。新しい発見や人との出会い、楽しいことが必ずあるので、面白がって取組むようにしています。私の父が昔から頼られる人で、家に色んな方が訪ねてきている姿を見てきたので、その影響もあるように感じています。

My First Step ~私に人生の新たな一歩を与えてくれた人~

 です。

 高校、大学、趣味(バスケ)が同じで、同郷出身の夫に出会って、結婚、そして静岡に戻り、4人の男の子に恵まれました。家族が増えるたびに、家庭の温かさや子育ての楽しさを感じました。夫の家族や親戚も静岡に住んでいて、一緒に食事をしたり、お土産を渡し合ったり、子ども同士を遊ばせたり、近くに親族等がいると安心でき、楽しめることもたくさんあります。

プロフィール

山本 妙子(やまもと たえこ)

静岡市生まれ。
幼稚園の頃は絵を描いたり、ブロックで遊んだりすることが好きだった山本さんは小学生時代にミニバスケットボールを始め、大学では県外でデザインを学んだ。現在は、得意分野を活かして、実家のリフォーム会社の情報誌を制作するほか、4人の子を持つ母として、子どもの部活、PTA等、積極的に活動に参加している。

次回の輝く女性は・・・

横井千秋さんを予定しています。

 小学生の頃に出会ったバスケットボールは横井さんの人生においてなくてはならない存在になりました。
 県外の大学を卒業後は地元・静岡に戻り、母校をはじめ各所でコーチを務め、葵区・駿河区において女性としては初の日本公認審判員の資格を取得しました。
 2人の子を持つ母となった今も日々の家業と並行して、審判員としても活躍中の横井さん。
 次回、そのパワーの源に迫ります。


今回の取材スポット

株式会社ナカノ

 昨年創業120年を迎えた「住まいのリフォーム」を行う会社。静岡市葵区の北街道沿いに位置している。地域の活動に積極的に参加し、「お客様とは一生のおつきあい」をモットーにしている。お得意様情報誌「ぱんぷきん」は山本さんが作成している。

【住所】 静岡市葵区太田町12