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ふるさとトピックス

Step By Step
vol.2

孤独な子育てから、繋がり合う子育てへ。

『日常生活の小さな幸せにも、喜びを感じていますか?』


奈良から静岡へ嫁ぎ、早16年。結婚、出産を経て、5人の子育てに励む末吉さんは、一昨年、静岡市において自らが主催するママサークルをNPO化するなど、「地域の子育て」を熱心に応援する女性です。現在はご主人のご両親と仲良く同居し、静岡での生活を楽しんでいる末吉さんですが、過去には知り合いのいない土地に嫁いで、悩みを抱えていた時期もありました。
結婚、出産と言えば、どちらも女性にとっては人生の一大イベント。「結婚は楽しい!」と、素敵な笑顔で幸せそうに語る末吉さんの日常に迫ります。

【On Time】 孤独な子育てから、つながる子育てへ。

昨年第5児を出産され、ますます「子育て」が中心の生活ですね。昔から子どもが好きでしたか?

 そうですね。小さな頃から子どもが好きだったように思います。6人兄弟の大家族で育った私にとって、子どもが多いことは家族を持つ上での喜びのひとつ。初めて自分が妊娠したと分かったときは本当に嬉しく、まさに天にも昇る思いでした。
 昨年9年ぶりに新たな命を授かり、今、家の中は穏やかな雰囲気に包まれています。久しぶりの赤ちゃんに家族はデレデレ。今回子どもたちが出産に立ち会ったことは、命の大切さを肌で感じ取る良い経験にもなったようです。

子育てに関して、悩みを抱えたことはありますか?

 実は第1子が産まれたばかりの頃は、家に引きこもる毎日でした。静岡に知り合いのいない私は、3,4か月どこにも出かけず、朝から子どもと二人きり。気が付けばテレビに話しかけたり、訪問セールスが嬉しく長話をしたり、今では考えられないような毎日でした。そんな私を見るに見かねて、親戚が子育てサークルに誘ってくれたんです。
 この経験が私が携わるNPO法人「よしよし(子育て支援団体)」の原点です。

「よしよし」はどんなことを目的に活動していますか?

 初めての子育てに、不安を抱えるご夫婦は多くいます。しかし、それは友達を見つけ、繋がり合うことによって解決する場合もあり、転勤族で静岡に来た方ほど、その気持ちが強いように思います。
 「よしよし」では子育て中の母親や父親が安心して集い、交流を深め、繋がり合うことによって、親子ともに仲間の輪が広がるよう、子育てに関する情報交換の場や地域との交流の場を作っています。
 「月に1回、よしよしの活動に参加することを楽しみに1か月間頑張れます」というママの声を聞くと励みになりますし、参加者同士が連絡先を交換している様子を見ると、とても喜びを感じます。

自分の子どもを育てながら「地域の子育て」を応援する生活に、苦しくなってしまうことはありませんか?

 人は睡眠不足になったり、孤独な状況から追い詰められたりすると、子どもにイライラをぶつけたり、手を挙げたりしてしまいがちだと思います。
 私自身、気持ちの面で余裕がなくなってしまうこともありますが、それ以上に、私の辛い経験をふまえて、「ママたちが楽しみながら子育てをし、自らもイキイキと輝いてほしい」、「ママの笑顔を増やしたい」という思いがあります。そのためにも、気軽に行ける場所と話を共感してもらえる友達が必要と思っています。
 私の場合は4人目の子どもを出産したのを機に、主人の両親と同居を始めましたが、主人も、主人の両親も子育てに対してとても協力的で、私の活動にも理解していただいて本当に感謝しています。

【Off Time】 活動そのものがリフレッシュタイム!

気分転換の方法を教えてください。

 質問を頂いて色々と考えてみましたが・・・、これと言ってありません。
 私は体育会系の両親の影響もあってか、小さな頃から運動が大好きで、中学時代にはテニス部、高校時代にはバトン部に所属していました。高校卒業後はチアダンスの講師をしながら数回渡米し、ダンスを学ぶサマーキャンプに参加したり、ショービジネスを勉強したりするなど、とにかく踊るのが楽しい毎日でした。
 現在チアダンスからは遠ざかっていますが、よしよしの活動を通じて、踊ったり、身体を動かしたりすることで、日々リフレッシュができています。自分の好きなことをして人生を楽しめる環境があるのは、主人のおかげです。

日頃から大切にしていることはありますか?

 私の母の信念は「プラス思考」、「人の悪口を言わないこと」です。これまでの人生において色々な出来事があったものの、物事が良い方向に進んでいるのは何事も前向きに考える、母の影響が大きいと感じています。
 結婚生活においては、夫婦は互いの足りないところを補い合える関係が理想だと思っています。「相手の良いところは大きな眼鏡で、良くないところは小さな眼鏡で見る」、「ありがとうをしっかりと伝え、小さなことにも感謝し合う」、「夫婦は合わせ鏡という表現があるように、自分が相手にやってもらいたいと思ったことは自ら率先して行動する」など、「お互いさま」という気持ちを忘れないことが大事だと思っています。

リフレッシュできるお気に入りスポットを教えてください。

◆ 白糸の滝(富士宮市上井出)
滝から出るマイナスイオンが心地良く、富士山は何度見てもパワーをもらえます!主人とのデートで訪れたことも♡ 私にとって静岡の第一印象は温かい地域!富士山、海と、自然が豊かなのも魅力的です。

◆ 城北公園(静岡市葵区大岩本町)
子どもたちと静岡の公園巡りをすることが多いのですが、中でも1番のお気に入りは自宅から最も近い城北公園です。直径19メートルの花時計、日本庭園のほか、蒸気機関車も置かれています。

     【白糸の滝】          【花時計(城北公園)】        【日本庭園(城北公園)】

最後に、このページをご覧になっている女性にメッセージをお願いします。


 私の好きな言葉に、「喜べば 喜び事が 喜んで 喜び連れて 喜びに来る」があります。これは知人が私の名前「喜恵」にちなんで教えてくれた言葉であり、何事も当たり前と思わず、ほんの些細なことも喜ぶことによって、喜びごとが集まってくるというものです。
 女性の人生には転機が多くありますが、家族や周囲の幸せを喜んだり、日々の出来事に感謝したり、いつでも前向きに広い心で受け止めることによって、きっと素敵な毎日が送れると信じています!

My First Step ~私に人生の新たな一歩を与えてくれた人~

 長女です。
 第1子(長女)の妊娠が分かり総合病院での検診に出向くと、卵巣のひとつに腫瘍があることがわかりました。青天の霹靂という言葉がぴったりなのですが、一気に地獄の底に落とされた気分で泣き崩れたのを覚えています。自分の命を守るために治療に専念するか、子どもを産むか、選択を迫られましたが、現実を受け入れるのは簡単なことではありませんでした。
 結果的に大事には至らず、卵巣を摘出することで無事出産できました。しかし、もしも妊娠していなかったら、現在子どもがいなかったかもしれませんし、腫瘍にも気付かなかったかもしれません。そう考えると、長女が私の命を助けてくれたと言っても過言ではありません。
よしよしオリジナル子守唄が生まれたきっかけ
このエピソードを子どもたちに話すと、「ママの子どもに産まれてよかった。生きていてくれてありがとう」と、小さな子どもが涙を流しながら感謝してくれました。これが「よしよしオリジナル子守唄」を作詞・作曲するきっかけとなりました。

プロフィール

末吉 喜恵(すえよし よしえ)

奈良県高市郡生まれ。
バンクーバーでのワーキングホリデー中にご主人と出会い、結婚を機に静岡市へ。現在は一男四女の母として子育てをしながら、NPO法人よしよしの代表として、地域の子育てを応援している。

NPO法人よしよし公式ホームページ ※会員募集中!

次回の輝く女性は・・・

望月やすこさんを予定しています。

生まれも育ちも静岡市の望月さんは、約1年半のOL時代を経てカメラマンに転向。きっかけは、とある場所での思いがけない出会いでした。
2014年には静岡新聞社より、静岡市内の無料遊び場を紹介した「子連れのタダビバ」を出版。日常のさりげない風景をも楽しむフリーカメラマンとして活躍する望月さんの日常に迫ります。

今回の取材スポット

ハニーサックル
月替わりの紅茶を美味しく飲めて、雰囲気も抜群のお店です。

住所 静岡市葵区大岩本町17-9
営業時間 火~木曜 13~17時
     金・土 12~19時(ラストオーダー18時)
定休日 日・月曜
TEL 054-245-5755
公式ホームページはこちら