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ふるさとトピックス

Step By Step vol.36

二人三脚

『見守り、支える役』


 子どもの頃からお菓子作りが好きで、高校卒業後は製菓の専門学校に進み、その後、神奈川県のケーキ屋に就職。ご主人とは専門学校時代からの仲間で、結婚を機に静岡に戻り、念願の「とりさかのちいさなケーキやさん ペコリ」をオープン。
 現在は、パティシエとして毎日厨房に立つご主人をサポートし、主に接客を担当しています。仕事と子育てで毎日あっという間に過ぎていく中で、常に笑顔でいることを心がけている大村さんにお話を伺いました。

【On Time】見守り、支える役

現在のお仕事について教えて下さい

 静岡市清水区鳥坂にケーキ屋「ペコリ」を構え、販売接客をしています。ケーキの製造は主人が担当し、私は主に接客を担当しています。この場所にお店を構えて平成29年5月で丸1年になり、少しずつリピーターも増えてきました。足を運んでくれたお客様との会話を大切にした接客を心掛けています。

大村さん自身も製菓の勉強をしてきましたか

 昔からお菓子を作ることは好きだったため、特に悩むことなく、高校卒業後は製菓の専門学校に進みました。学校では基礎からみっちり学びました。
 卒業後は初めて静岡を離れ、神奈川県小田原市にあるケーキ屋に就職しました。主人も小田原のお店に就職し、別々の場所で修業をしました。ケーキ屋の仕事は朝早く夜が遅い、また力仕事も多いため、女性にとっては体力勝負の部分も多いと感じながら、初めての勤務先での新人時代を過ごしました。

もともと独立を考えていましたか

 主人はいずれ独立したいという気持ちはあったようですが、私は正直、大変になるのがわかっていたのであまり気は進みませんでした。結婚を機に静岡に戻り、主人は新しい勤め先でパティシエとして働き、私は子育てに専念する期間に入りました。
 しばらくして新しく自宅を建てることなり、この時に具体的にお店を出す話になりました。別の場所で店舗を構えるよりも、子育てをしながら私がお店に出ること等を考えた時に、店舗兼住宅という形を取った方が何かと都合がいいのではないかという結論に至り、この場所に店舗兼住宅を建て、新たなスタートを切ることになりました。

オープンして1年が経ちますがいかがですか

 お客様の好み、反応、混む時期等はお店をオープンさせてみないとわからないだろうから、まずは1年やってみようという気持ちでスタートしました。口コミで来店してくださる方も多く、またイベント等に参加したことでお店を知っていただき、その時に出していた商品を求めて再度来店される方もいます。少しずつですが、繰り返し足を運んでくれるお客様が増えたような気がします。

ご自身も作り手に回りたいと思うことはありますか

 作りたいと思ったこともありますが、今は家事、子育てをしながらお店に立っているので、日々あっという間で、とても作り手に回ることは精神的にも体力的にも厳しいかなと感じています。
 主人とは修行をしてきた場所も違うので、作り方にも多少の違いもありますし、それぞれこだわりもあるので、あまり口出しはしないようにしています。今は主人をサポートする側に徹しています。

お店の特徴は何ですか

 イラストデコレーションケーキは1年を通してご注文をいただいています。お子様の誕生日、入学等、お祝い時に注文をいただくことが多いです。気に入っていただけると、次の年の誕生日、ご兄弟の誕生日にまた注文をいただいています。注文を受ける際は、ケーキの絵、使用するフルーツなど、できる限りの要望に応えられるよう努力しています。ケーキを取りに来ていただいた時に子供たちの喜ぶ顔が見れると、こちらも安心します。お店には今まで作ったイラストデコレーションケーキを写真に撮って飾っています。

お店の宣伝方法で工夫をしていることはありますか

 現在はSNS(facebook)を利用して、新商品を含め、お店の情報をお届けしています。お客様の中にはfacebookを見て来店してくれる方もいるため、それなりに効果を感じています。
 旬のフルーツを使った季節限定のケーキを出す時や、イベントに出店する時、お中元、お歳暮、バレンタイン時には贈り物用で焼き菓子等をご用意します。特別な日、特別な物を用意した時には、多くのお客様に見て、足を運んでもらえるように情報発信をするように心がけています。

家庭との両立はいかがですか

 小学3年生と年長になる娘がいますが、まだまだ手が掛かり慌ただしい毎日です。朝は子供たちを送り出した後に家事を済ませ、開店準備に入ります。14時過ぎには幼稚園に迎えに行き、あっという間に上の娘も帰ってくる時間になります。宿題を見ながら、夕飯の支度をして、店の片づけをして…という毎日なので1日があっという間です。
 主人は朝早くから仕込みに入るので、仕事に専念してもらえるように基本的に家事は私がやっています。当分の間は夫婦二人でお店を切り盛りしていく予定なので、今の生活スタイルが続きそうです。完全に家事を分担することは難しいですが、子供たちをお風呂に入れてくれるだけでも助かっています。

この先どのようなお店を目指していきたいですか

 誰からも好まれるお店でありたいと思っています。ショーケースには常時13種類ほどのケーキを用意していますが、今後もお客様がショーケースの前でどれにしようかワクワクしながら、迷うくらいの様々な種類のケーキを並べていけたらと思います。
 イラストデコレーションケーキをはじめ、お客様の要望にはできる限り対応していきたいと思っています。以前もホールケーキの注文を受けた際、生クリームが苦手な家族がいるとのことだったので、半分生クリーム、半分チョコレートケーキを作ったところ非常に喜んでもらえたことがありました。この時のお客様の声からハーフハーフのケーキが生まれ、現在は看板商品の一つになっています。

【Off Time】おしゃべりして気分スッキリ!

気分転換の方法を教えて下さい

 お店が休みの時にママ友や友人と食事に行くことです。主人とは常に一緒にママ友とは子供や学校の話題、友人とはお互いに近況報告をし合って気分転換をしています。
 休日は子供たちが外で遊ぶのが大好きなので、自転車に乗って出掛け、思いきり遊びます。こんな時間も私の気分転換の一つになっています。

プロフィール

大村 真紀(おおむら まき)

静岡市清水区鳥坂に「ちいさなケーキやさん ペコリ」をオープン。
夫婦二人で奮闘中!
イラストデコレーションケーキは子どもたちから喜ばれ、
通年で注文が入る人気商品。
パティシエのご主人を支え、子育てに追われながらも、
常に笑顔を心がけお店に立っている。

「とりさかのちいさなケーキやさん ペコリ」
住所:静岡市清水区鳥坂898-25
TEL:054-368-7896
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日
          (取材日 H29.5.17)