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ふるさとトピックス

Step By Step vol.46

あきらめない、頑張る、全力で!

『チアダンスチームを率いて世界一に』


 地元富士市で【CHEERS FACTORY(チアーズファクトリー)】という会社を立ち上げ、子供達にチアダンスを教える米山さん。米山さんが率いるチームは、チアダンスの世界大会に7年連続出場し、過去4度、世界一に輝いています。
 モットーは「あきらめない、頑張る、全力で!」と、笑顔で力強く語る米山さんにお話を伺いました。

【On Time】あきらめない、頑張る、全力で!

現在のお仕事について教えてください

 地元である富士市で【CHEERS FACTORY(チアーズファクトリー)】という会社を立ち上げ、小学生から高校生を中心にチアダンスを教えています。チアーズファクトリーには現在、50名ほどの生徒が在籍しており、ダンスの指導から振り付け、演技構成、演出まで、全てを私が行っています。
 Facebookにチアーズファクトリーのページがあります。日々の活動を生徒達の父兄の皆さんが随時更新してくださっており、大会やイベントの様子がご覧いただけます。

どのような道を経て、チアーズファクトリー設立に至ったのですか?

 チアダンスとの出会いは高校時代。小学生の頃から器械体操を習っていたこともあり、当時ではまだ珍しかったチアリーダー部に入部しました。チアダンスの世界で活躍されていたコーチの指導を受け、全国大会で金賞をいただくほどになるまで、チアダンスに熱中しました。
 大学時代も積極的にダンスを学び、在学中に清水エスパルス公式チアリーダーである【ORANGE WAVE】の第一期生として活動しました。また【USA Japan公認ダンスインストラクター】に選任され、ダンスの指導者としての勉強もしてきました。
 大学卒業後は、母の強い勧めもあり、自分の想いを表現できるチームを作りたいという願いから、地元である富士市で【チアーズファクトリー】を設立しました。
 チアーズファクトリー設立後も、USA Japan公認ダンスインストラクターとして活動していましたが、結婚を機に、チアーズファクトリーの運営に専念するようになりました。

今までの大会実績を教えてください

 中高生を中心としたチームで7年連続世界大会に出場し、過去4度、世界第1位になりました。2011年で初めて世界第3位となり、その後の2012年、2013年で中学生以下の部門で世界第1位になりました。2014年、2015年では、2011年からのメンバーが高校生になり、高校生以下の部門で世界大会に出場しました。強豪・本場アメリカの高校生相手にも怯むことなく挑み、世界第5位という成績を収めました。そして、2016年と2017年で、再び世界第1位となることができました。
 2018年も世界大会の切符をつかみ、4月末、8度目の世界大会に挑戦するべくアメリカに向かいます。

世界一を目指すため、どのような指導を行っていますか?

 「あきらめない、頑張る、全力で」という言葉をいつも生徒達に伝えています。
 チアーズファクトリーはダンスが上手な子達を集めているのですか?と質問されることがありますが、メンバーオーディションなどは実施していません。また、補欠メンバーも存在しません。大会に出たい!というメンバー全員で、日々練習に励んでいます。
 今年、世界大会に出場するチームの名前は【INSPIRE(インスパイア)】。8名からなるチームです。
チアダンスとして、8名のチームはかなりの少人数です。だからこそ、一人ひとりが大きく見えるよう、また大人数に見えるようなダンスや構成を考え、指導を行っています。一人二役以上が求められる構成となっておりハードな動きが多いですが、生徒達は「あきらめない、頑張る、全力で!」という気持ちを常に忘れず、ダンスに向き合っています。
 チアダンスは、長年名前を変えずに続けるチームが多いですが、チアーズファクトリーでは、毎年チーム名を変えています。それは、生徒達がチーム名や今までのチームの伝統に捉われることなく、新たな気持ちでダンスに向き合ってほしいという気持ちがあるからです。世界で活躍する機会が多くなることで、生徒達の中に【チアーズファクトリーの伝統を守らなければ】という意識が、少なからず芽生えます。しかし、私としては伝統にとらわれることなく、生徒達が悔いなく踊ってくれればそれで良い、といつも思っています。

チームを運営する上で大切にしていることは何ですか?

 チアダンスを通して、【思いやりの気持ちを持った、人として素敵な女性を育てていきたい】と考えています。社会の中で、多くの人を応援できる人、周りの人と協力してやっていける人はとても素敵だと思います。
 しっかりと挨拶をすること、靴を脱いだら揃えること、荷物を散らかさないこと、服を綺麗に畳むこと等、些細なことですが、子供の頃からこういったことが自然にできるようになってほしいと考え、ダンス以外のところでも指導を行っています。
 生徒一人ひとりが、チームやコミュニティの中で何ができるか、どのように貢献できるか考えることが大切だと思っており、また、そういったことができるチームであってほしいと、生徒達に伝えています。
 チアーズファクトリーは、地域の方々やイベントも大切にしています。世界大会にも多く出場していることから、大会に重きを置いているように見られることもありますが、決してそうではありません。多い時では年間130回、地域のイベント等でダンスを披露しています。生徒達にとって無理のないスケジュールであれば、お声をかけていただいたイベントには極力参加するようにしています。大会でも地域の小さなイベントでも、気持ちとダンスが変わることなく、ダンスを観ていただく方に楽しんでいただけるよう、全力で頑張っています。そして、ダンスで地域に貢献できるよう、日々活動しています。

今後の目標や願いを教えてください

 今後の予定としては、4月末に行われる世界大会で、生徒達が悔いのないダンスができることを願っています。また、生徒達が大会を通して海外に行くことで、日本では味わえない様々な事を経験し、吸収し、人としてまた一つ成長してもらえたら嬉しく思います。
 将来的には、チアーズファクトリーの【思いやりの気持ちを持つ】という考えを理解し卒業していった生徒達が、今度は指導者としてチアーズファクトリーに戻ってきてくれたら嬉しく思います。元生徒達が、私と同じ方向を向いて、また新たな生徒達を一緒に育てていくことができたらとても嬉しく思います。そして、チアーズファクトリーが伝えたい【思いやりの気持ちを持つ】生徒達が更に増えていってくれることが私の理想です。
 

【Off Time】家族全員のサポートがあってこそ

ご家族について教えてください

 私の両親、夫、1歳と5歳の男の子、私の6人で暮らしています。
 夫は私の両親が経営する会社で仕事をしています。家と職場はすぐ近くにあるので、子供の世話や家事は、私よりも夫がやってくれることの方が多いように思います。大変そうな素振りも見せず、子供の世話や家事をしてくれる姿を見ると、感謝の気持ちでいっぱいになります。また、大会等で遠征する際は私の母も同行してくれ、一緒に子供のことを見てくれます。
 家族の全面的なサポートによって、私も全力でチアダンスに向き合うことが出来ていると感じます。

ダンス以外で好きなことは何ですか?

 アメリカのラスベガスが好きです。また、ラスベガスで観るシルクドゥソレイユが特に好きです。子供を産むまでは毎年のように行っていました。日本のシルクドゥソレイユはサーカス的なイメージが強いように思いますが、ラスベガスの公演では様々なダンスやプログラムを観ることができ、とても心が躍ります。

プロフィール

米山 温子(よねやま あつこ)

静岡県富士市出身
二児の母であり、【CHEERS FACTORY(チアーズファクトリー)】代表

小学生の頃から器械体操のクラブチームに所属。
高校時代、当時ではまだ珍しかったチアリーダー部に入部し、チアダンスに熱中する。
大学時代はチアダンスを続けながら、ジャンルを問わず様々なダンスに触れる。
在学中、清水エスパルスの公式チアリーダー
【ORANGE WAVE(オレンジウェーブ)】の第一期生として活躍をする。
同じく在学中、USA Japan公認ダンスインストラクターに選任され、ダンスの指導者としての経験を積む。

大学卒業後、ダンスインストラクターとして活動しながら
自分のチームを作るべく【CHEERS FACTORY(チアーズファクトリー)】を立ち上げる。
結婚を機に、チアーズファクトリーのチーム運営・指導に専念するようになる。

チアーズファクトリーは7年連続で世界大会に出場。過去4度、世界一に輝く。
そして2018年、8度目の世界大会に挑戦となる。

【CHEERS FACTORY(チアーズファクトリー)】
 〒417‐0862 静岡県富士市石坂456‐10
 Facebookにてチアーズファクトリーの情報更新中

 取材日:H30.4.18